DIYでレンガを作ってガーデンニング!レンガ型枠を購入してモルタルレンガを手作りしてみた

「お庭のアクセントにレンガを取り入れたいけれど、既製品はちょっと高い…」
「自分で手作りできたらもっと楽しいかも?」
そんな風に思ったことはありませんか?
この物価高、DIY関連製品も高止まりの傾向です。
そこで、通販サイトで見つけた格安の「モルタル型枠」を使って、もふもふ農場長が実際にモルタルを使ったレンガ(正しくはインターロッキング)を手作りしてみました。
作業の様子や完成したレンガの雰囲気をたっぷりご紹介します!
使用したのはこちら!「ファーソン モルタル型」
今回使用したのは、楽天市場で購入したこちらの型枠です。

しっかりしたプラスチック製で繰り返し使えるのが嬉しいポイント。初心者でも扱いやすいサイズ感です。
ただし、使用時は注意点も。もふもふ農場長の失敗事例は後ほど。。。
こんな感じでモルタルで駐車場を作っている方もいました。先に見ておくべきでした。
実際に作ってみた!制作手順をご紹介
制作手順は以下のとおりです。
Step1:材料を調達・調合
Step2:モルタルを流し込む
Step3:表面をならして仕上げ
Step4:型枠を外して完成!
Step1:材料を調達・調合
まずは材料の準備から。資材は近所のコメリで調達しました。

この物価高のご時世、建築資材も高くなりました。
セメント25kgで648円(税込)です。

砂は20kgで288円(税込)でした(価格はすべて2025年6月時点)。

モルタルは、セメント1:砂3の割合で混ぜ、水を加えてペースト状に仕上げます。
本来は、モルタルを混ぜるための「プラ舟」「トロ舟」と呼ばれる道具を用意するのですが、使わずに余っていた衣装ケースで代用しました。
これが、もふもふ農場長のズボラさ。案の定、すぐに底が割れてモルタルが流れ出る事態になったので、みなさんは真似しないでくださいね。

砂とセメントを均一に混ぜたら、水を少しずつ加えて調整します。
水を一気に入れると想定以上に柔らかくなる場合があるので、少しずつ入れて練りながら、様子を見つつ混ぜるのが無難。
硬すぎても型に流れにくく、柔らかすぎても型からはみ出してしまうため、ちょうどよい粘度を見極めるのが重要です。
当日は気温が高い日だったので、作業中に乾かないよう、作る量を小分けにしました。
Step2:モルタルを流し込む
続いて型枠の設置です。

平らで安定した地面を選び、型が浮いたりズレたりしないように確認してからモルタルを流し込んでいきます。
固まった後のモルタルが取りやすいように、自宅で使わなくなったビニールシートを敷きました。コンパネでも良いと思います。

ちなみに、型枠は水で濡らしてから入れると、モルタルと型枠の摩擦が減って比較的スムーズに外せますよ。
モルタルを流し込む際は、スコップやコテを使い、隅々までしっかりと詰めていくのがポイントです。

気泡が入らないよう、時折トントンと軽く型をたたきながら作業を進めると、きれいな仕上がりになります。
ゴムハンマーを推奨している場合が多いですが、金づちでも構いません。スコップの縁で型枠を叩いてもOKです。
Step3:表面をならして仕上げ

モルタルを流し終えたら、次は表面を整える作業に移ります。見せるレンガとして活用するなら、コテで表面を平らにならしながら、型のラインに沿ってキレイに形を整えましょう。ここで丁寧に仕上げておくと、乾燥後の見た目が格段によくなるため、手を抜かずに仕上げるのが理想です。
私は積み上げる目的で作成しているので、ざっくりと慣らす程度。
表面に少しだけ凹凸感を出すと自然な雰囲気に仕上がり、味のある表情にも仕上げられますよ。
また、表面を軽く湿らせておくことで、乾燥時のひび割れも防げます。
乾燥時間は気温や湿度によって異なります。型枠から外せるまでは10分程度ですが、表面が固まるまでの目安は2〜3時間程度です。
Step4:型枠を外して完成!
いよいよ最後の工程。固まったモルタルから型枠を外します。
このとき、無理に引き抜かず、ゆっくりと外すことでレンガ模様が崩れるのを防げます。抜いたときの画像は取り忘れました。。

乾燥まですると、きれいなレンガが出来上がりました。高さは4cmなので、一般的なレンガと比べて薄い形状です。

こちらは失敗したレンガです。。。。失敗した原因はこちら↓

モルタル型枠には上下があります!取っ手のついている方が上ですね。
上下を逆さまにすると型枠が抜けなくなり、無理に抜くと形が崩れます。
説明書をよく読んでから作業するのが大事ですね。。
今度はレンガを使ってDIY花壇に挑戦
初めてのモルタルレンガ作りでしたが、意外と手軽で楽しく仕上がりました。
庭のアクセントや小道、花壇の縁取りなど、活用の幅は広がりそうです。

今度はレンガで花壇を作ったやり方をアップするので、ぜひ読んでくださいね。